日本では受動喫煙対策が進められています。飲食店や商業施設など多くの人が利用する施設の中では、基準を満たした喫煙室の中でのみ喫煙可能とされ、そこ以外では禁煙とすることが法律で義務付けられています。喫煙室を設置する場合、施設にはピクトグラムを掲示する義務がありますので、それを見てその施設が喫煙可能か確認することができます。(バーなど一部の飲食店では店内全域を喫煙可能とすることも認められています。この場合もお店の入り口のピクトグラムで確認することが可能です。)

屋外での喫煙は自治体によりルールが異なります。例えば東京では、街にいくつか喫煙場所を設置し、そこ以外の路上での喫煙を全面的に禁止している行政区もあります。屋外でも喫煙場所に注意しましょう。

外国人観光客向けにウェブサイトで喫煙可能かどうか案内している施設や自治体もありますので、タバコを吸われる方はあらかじめ旅行先の情報を調べておくとよいでしょう。