日本ではお酒と料理をカジュアルに楽しめる「居酒屋」がたくさんあります。居酒屋で席に通されると、最初に注文していない小さいお皿の料理がテーブルに運ばれてくるときがあります。この料理は「お通し」(※)と呼ばれる日本の居酒屋に見られる文化で、会計時にその料金が請求されることがありますが、席のテーブルチャージ料と考えてよいと思います。

ただし、「お通し代」に加えて「チャージ料」を請求されている場合や、金額などに疑問がある場合などは、支払う前にスタッフによく確認しましょう。また、ご自身がベジタリアンであることや、宗教的に食べられない食材、もしくはアレルギーがあるものが提供された場合は、スタッフに伝えるようにしましょう。

※日本の居酒屋の多くは、はじめに飲み物だけを注文しますが、飲み物が提供されてから、料理の注文をして提供される間、おなかをすかせたお客さまを待たせてしまいます。お客さまを待たせてしまうことを申し訳ないと感じた日本人は、席に着いたらすぐに、「お通し」と呼ばれるちょっとつまめる食べ物をお客さまに出すようになりました。