日本は春夏秋冬の四季が明確で、多様な自然に恵まれています。日本の食文化はこうした環境の中で、自然を尊びながら豊かに育まれてきました。そして、これが、2013年12月に「和食；日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

「和食」には以下の4つの特徴があります。
(1)地域に根差した多様な食材を活用し、素材の味わいを生かす方法で調理している
(2)一汁三菜を基本とし、理想的な栄養バランスを実現している
(3)季節に合った飾りつけや器を用いて、自然の美しさや季節の移ろいを表現している
(4)正月などの年中行事との密接な関わりを持っている

日本にお越しの際は、ぜひ和食を楽しんでください。